推しは松葉風呂

松のトリビア

 古くから松は城や神社仏閣、また庭木として必ずといっていいほど植えられてきました。その場所々で主木として、威厳を放つ樹木です。まだ風呂や釜戸に薪を使っていた時代、枯れた松葉は薪の焚きつけとして重宝されていたそうです。

戦国時代に兵糧攻めや飢饉の対策に非常食として、松皮の白いところから粉状にし、麦や米粉に混ぜ餅にして食べたそうです。味は黒松の古木がよく赤松などは苦いとされています。皮に含まれる葉緑素、ビタミン、ミネラルを補給し、食糧不足の際に貴重な栄養源として備えたのでしょう。その名残で秋田県の郷土料理に、松皮餅があります。外国ではパンに練りこまれたり、さらに松ぼっくりがジャムになったりするうです。

松の実は日本料理によく利用されます。和の食材のようですが、日本に自生しているものは不向きで、基本外国産を使うそうです。松脂はボクシングやバレーのシューズのすべり止めとして使われているのは有名です。最近松葉茶が人気急上昇で、ビタミン、鉄分、カルシウム、マグネシウム、それと聞きなれませんがケルセチン、クロロフィル、テルペン精油などの成分が含まれています。ケルセチンやクロロフィルは血管壁を強化し、血液をサラサラにする効果があるそうです。またテルペン精油は血中コレステロール値を低下させ、高血圧を抑制します。また、赤松には必須アミノ酸が豊富に含まれていて体に良さそうです。

目次

松葉茶の効能

  • 動脈硬化の予防
  • 抗酸化作用
  • 血液サラサラ
  • 高血圧予防
  • リラックス効果
  • 認知症予防
  • 冷え性改善
  • 神経痛の予防改善

注意:微量にカフェインが含まれていますので、妊婦の方は注意が必要かと思います。松アレルギーをお持ちの方に、胃腸の不具合,発疹などの症状がでる場合があるそうです。

飲んだ個人的な感想は爽やかな香りがとても良いです。多少苦みがあって味は弱く「凄くおいしい」とは思いませんでしたがじんわりと体が温まります。番茶など他のお茶に混ぜると香りも生かせて飲みやすいと思います。

松の葉風呂の入れ方

様々な効能に優れた松葉は入浴剤としてもその実力を発揮します。

  • 血行促進・冷え性の予防
  • 肩こり腰痛の解消
  • 神経痛・リウマチの緩和
  • ストレス解消
  • 殺菌・鎮痛作用
  • 快眠効果
  • 風邪の予防
  1. 生の松葉の茶色い根元の所は松脂を含んでいるので浴槽を汚さないために取り除く
  2. 洗った松葉を刻んで布袋に入れ湯の中に落とす。又は鍋で松葉を水で15分ほど煮出した汁のみを湯に入れる

松葉の精油成分の効果により、高い保温状態が維持されるので、湯冷めしずらいです。また松葉の香りに含まれる、テルペン化合物のα-ピネンには、リラックス、疲労回復に効果があります。とにかく松葉の香りが秀逸で、個人的に体の温まり方が松葉を少量、それこそ一握り程度をそのまま湯船に入れるだけでも効果を感じるほどです。松の葉を無償で手に入れられる方は、絶対試したほうがいいですよ。

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