三陰交(さんいんこう)とは
三陰交(さんいんこう)とは東洋医学におけるツボの一つです。「補血・活血」によく用いる重要な経穴です。「補血」とは血液をつくる栄養、「活血」は血液の流れを良くすることです。「女三里」とも言われ、温活にはもってこいのツボです。女性ホルモンの働きを調えるので、若さと元気を保ちたい女性なら、どなたでも興味をお持ちではないでしょうか。
ツボで温活
東洋医学では「気」は「経絡」という通り道を流れている、生命エネルギーと考えられています。その「経絡」とは西洋医学における神経と置き換えるとイメージしやすいと思います。そして張り巡らされた神経の交わるところが東洋医学でいう所の「ツボ」で、その神経が集中した場所を刺激して、体の機能の回復を促すのが「ツボ押し」ということになります。
三陰交が万能なツボといわれる所以
冷えは、そのまま放置してしまうと、思いがけない病気をもたらします。特に女性には、妊娠・出産といった役割を担う可能性があり、短期的にも長期的にも、身体、精神共に変化が多く、男性とは違う様々な問題を抱えています。
今回ご紹介するのが三陰交(さんいんこう)と呼ばれるツボです。女性特有の生理痛、「冷え症」「更年期障害」はもとより、健康維持・増進にとても有効です。女性には是非知っておいて貰いたいツボになります。
こんな症状の方にお奨め
冷え性、むくみ、こむら返り、腰痛、頭痛、生理痛、生殖器系の障害、慢性出血症状、神経衰弱、睡眠障害、全身倦怠、食欲不振

婦人科系の諸症状に効果的で、月経不順や月経前の緊張症状、不妊症にも効果があると言われています。副交感神経を優位にする、肝脾腎関連機能の調節、疲れた身体を癒す体力を増進します。下痢消化器系、肝臓、腎臓などの働きを助けます。
三つの陰脈の交流地点
三陰交は太陰脾経(たいいんひけい)、厥陰肝経(けついんかんけい)、少陰腎経(しょういんじんけい)と呼ばれる足を巡る陰の経絡が三つ交わる場所です。足内側のくるぶしの最も高いところから、直上三寸で脛骨(スネの骨)の際、骨と筋肉の境目にあります。

ツボの場所
内くるぶしのいちばん高いところに小指をおき、指幅4本そろえて、人さし指があたっているところが三陰交です。


【ツボの押し方】
ツボの場所の目安は骨の際と覚えておくのが良いと思います。骨の際のくぼみを探り、骨の内側に指をもぐらせます。うまく押せていればツーンとした感覚があると思います。ゆっくりとした呼吸を心がけ、指の腹で気持ちいいと感じるくらいの強さで十分です。 テレビやスマホを見ながらやれる温活、是非お試しあれ。
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